スタッフインタビューSTAFF INTERVIEW

当社で手に入れた健康的な生活。
働いて日本中の道路に詳しくなりました。

京田辺本線/チーフ

Mさん

入社5年目

入社のきっかけを教えてください。

前職の業界は小売業。業種を限定せずに転職先を探していたときに、当社の一昼夜勤というスタイルに目が留まりました。これまでは夜明け前の暗いうちに出勤し、夜道の中を帰宅する生活だったのですが、現在は明るくなってから出勤し、次の日の朝に退社する生活になったので勤務明けの日に病院や銀行などの用事も済ませられます。おかげで、休日は丸1日自分の時間。生活に余裕も出てきたので、数年前から健康のためにランニングを始めました。最初の頃は1キロも走れませんでしたが、今では会社でできたランニング仲間たちとハーフマラソン大会に出場して完走するほど体力が向上しています。この仕事に就いていなかったら、こんなに健やかな暮らしはできなかったでしょうね。

前職での経験はどのように活かされていますか?

接客においては、前職の経験が十二分に役立っています。料金収受に関しても、以前からレジをさわっていたので戸惑うことはないですし、クレジットカードの対応も慣れたものです。そういう意味では、販売職に就いている方にとって親しみやすい仕事と言えるかもしれません。料金所業務の接客は優先順位が小売業時代と少し変わり、正確さ、丁寧さ、スピードが求められます。また、当社には接し方に関する基本的なマニュアルはありますが、自分で考えて工夫できる余地があります。お客様もさまざまなタイプの方がいらっしゃるからこそ、絶対にこの接し方が一番というのがないのが面白いです。

乗り越えた壁はありましたか?

接客以外は未知の部分が多くて、モニター監視業務やETCレーンのトラブル対応はやはり最初は緊張しました。ETCレーンのトラブルの大半は、通信の不具合でバーが開かないという事例です。その場合はお客様よりクレジットカードをお預かりして別の場所で処理しますので、終わるまでの間は安全な場所で待機していただかないといけません。その誘導の際に大事なのは危険に対する意識で、その場に応じて事故の起きない立ち回りを考えています。一人で対処する際は、無線でオフィスともつながっているので、わからないときは聞けばモニター越しに動き方を指示してもらえるため、新人時代はずいぶんと助けられました。また、仮眠もひとつの壁です。4時間の連続休憩は3つの時間帯に分けられていて、早い時間帯は18時になるため、うまく寝付けませんでした。慣れの問題でもあるのですが、ひとつコツがあって、全身にシャワーをあびて体を温めるとすんなりと眠りに入れます。新人の方にも、ぜひ試していただきたいです。

仕事中にうれしいことはありますか?

お客様との交流ですね。料金所でのやり取りは非常に短く、だいたい1分未満で終わります。とはいえ、その中でもお話しをする機会は少なくないです。道の質問がほとんどですけど、「今日は暑いな」といった世間話をされる方もいらっしゃいますし、「夜遅くまでがんばってんな」と労をねぎらってくださる方もいらっしゃいます。また、観光に来られた海外の方が、チップを渡そうとしてくださることも。お客様から金品をいただくわけにはまいりませんから、お気持ちだけ受け取るようにしてお断りしていますが、そういう気遣いがうれしいです。心が温まる瞬間が多くある仕事だと、働いて気がつきました。

今後の目標を教えてください。

私が勤務しています「京田辺本線」は、日本全国の高速道路とつながっていますので、遠方の道の質問を受ける機会が多いです。名古屋方面への行き方は当たり前で、極端に言えば東北や九州へはどこを走ればたどり着くかといった質問も受けます。そのため、どの道を聞かれても簡潔でわかりやすい説明ができることを目標としています。お客様より質問を受けるたび勉強をしているので、働く前と比べると全国の道路事情にかなり詳しくなりました。例えば、先程お話しした名古屋方面であれば「久御山ジャンクションから新名阪へ向かってください」と、スッと答えられるようになっています。それでも、まだわからないことばかりです。新しい質問が来るたび日本の地理に詳しくなるため、今後も向上心を持って取り組みます。

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